父の日の前夜、次男から「まだまだオーバーサイズが流行ってるから・・・これ!」という理由で肩の線が落ちてしまったTシャツをプレゼントされた。私は思わず帽子を深めに被り、指を突き出し、〇ー×△?っだぁ!っとリズムを取りながら、昨日は家をでた。そんな私を見送るカミさんは一つ溜息をつき、無言で首を左右に振っていた。


さて、最近のコマツさん自身の流行りは、前回ご紹介したように週末の森林浴です。明治神宮から始まり、新宿御苑、千鳥ヶ淵、北の丸公園、武蔵野陵(昭和天皇の墓地)を周り、父の日は都内最大級の森林を求めて、高尾山にいってきました。

息子たちが小さい頃はケーブルカーかリフトを使っていたが、昨日はすこぶる体調が良かったので、初めてそれらを使わずに自らの両脚で登ってみた。ケーブルカーの終点である中腹に差し掛かる頃には、汗が吹き出し、ふくらはぎが悲鳴を上げそうな状態だったので、木陰に立ち止まり、大きく深呼吸をしてから、ポカリスウェットを乾いた口に一気に流し込んだ。

― 話の途中ですが、今日の話にはオチはありません。オチたら洒落になりませんので……

それからしばらくの間ベンチに腰を下ろし、遠くの山々や小さくなった街並みを眺めているうちに足の様子も良くなり再び歩き始めることにした。












20分ほど進むと、目の前にニヤニヤしながら待ち受ける長い階段が立ちはだかる。私は負けるもんか!と太ももを力士さながらにパンパンと叩いてから、一段ずつ、一歩ずつゆっくり登った。登り終え、どんなもんだ!と勝ち誇ったように両手を上げ、振り返ると挑戦的な視線を階段に向けた。季節は違うが、それはまさに
ロッキーがフィラデルフィア美術館前の階段を駆け上るシーンと重なった。ただし、私のそんな勢いもここまでで、実はその後、これでもかというほど何度も急な階段に遭遇することとなり、適度な休憩を挟みつつゆっくりと上を目指した。そして遂に山頂に到着。

残念ながら、hanamuraさんが毎日仰ぎ見ているであろう富士山は見えませんでしたが、五輪マークが輝いておりました。





頂上のベンチで二本目のポカリスウェットを飲み干し、帰路は来た道とは別のコースを選んだ。おそらく山頂まで歩くことができたという自信と達成感がそうさせたのだと思う。しかし帰り道は下り坂といえどもまたまたいばらの道だった。

下の写真では伝わりませんが、実際の道は雨で濡れた土と落ち葉が混ざり合い、どこまでもぬかるんでおり、少しでも足を滑らせようものなら、急斜面に転げ落ちてしまう。そんな恐怖感と闘いながら、意識して歩幅を小さくして、一時間以上かけて下りてきました。














心地よい疲労と共に、自分へのご褒美としておだんご&冷酒をいただきました。

おわります。 (^^)/~~~


(追伸)登山中、たくさんの外人さん(中国人?)を見かけました。流行り病ってどうなってるの?!



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