私は一昨日青梅街道を歩きながら空を眺めていた。
高層ビルの谷間に幻想的な雲が浮かんでいた。私は思わずスマホをかざして連写してみたが、スマホ内に保存された画像と私の肉眼に映ったものとは明らかに趣きが違った。
それはスマホの性能なのか、それとも私の技術不足からくるものなのか。釈然としない私はその後幾度となく繰り返しスマホのシャッターを切った。しかし結果は同じだった。
そして私は冷たくなった両手を頬にあてながら、その無益な試みを止めたのでした。―― 所詮、機械は機械だ。俺の気持ちなんて写せやしないさ。
☆ ☆
(話しは変わって)今日55歳の誕生日を迎えられた秋篠宮さまから眞子さまの結婚を認める発言があったようだ。
皇族であられる父親の心情なぞ私の知る由もないところだが、圭さんのお母さんと元婚約者との間に金銭トラブルがあったことは事実であるだけにその苦悩たるや余人が口を挟むことではない。
まさに私が見たあの幻想的な雲と同じで、秋篠宮さまから見えるものは我々が目にし耳にするような電子媒体とは明らかに違うはずである。
よって、私は素直に父親の判断に賛同したい! 以上
明日から師走です。皆さま、お坊さんにぶつからないようにお気を付けください。おしまい (^^)/~~~