たくさん文字が並んでいるように見えて、内容は一瞬です。たまには読んでみてください。(タツヤ)




(フリー画像)


私が毎日使っている通勤路線は、都営新宿線と大江戸線です。ご存知のように大江戸線は後発で建設されたことから、他の地下鉄より深いところを走っています。したがって、駅のホームから地上に出るまでのエスカレーターが非常に長い。例えば私の乗換駅である新宿駅のホームからエスカレーターを歩かずに静止したままの状態で地上に出ようとすると、(正確に測ったことはないが)軽く3分以上はかかります。

今日は、そんなエスカレーターにまつわる出来事について少しだけ。

AM8:20
私はいつものように会社の最寄り駅に到着。ホームに降りて、まずエスカレーター前の混雑状況を確認する。この時間帯のエスカレーター左側(東京では静止して乗る方)は必ず長い列が続いている。エスカレーターの右側(東京では歩く方)が空いている場合は、そちらに向かう。両方共に混雑している場合はエレベーター横の階段を使う。

今朝は、エスカレーターの右側が空いていたので、そちらに向かおうとした。その時、目の前をカチッ、カチッ、カチッと音を立てながら先の一部が赤くなっている白い杖を持った女性が歩いてくる。私はその目の不自由な女性は、当然エスカレーターの左側(静止して登っていく方)に乗るものだと思ったが、そちら側は隙間なく長い列が出来ていた。

自分の位置取りがその女性のすぐ後ろであることから、私は彼女の方向性の判断を狂わせることになりはしないかと懸念し、エスカレーターを諦めて、階段を登るつもりで進行方向を変えようと思った。すると、彼女はエスカレーターの右側を普通に登り始めたのです。さらに、私が一瞬躊躇していたこともあって、私と彼女との距離が少し開いた。

その間隔が3mほどあいたところで、私は「これなら大丈夫」と考え、彼女の後を付いていこうとした。しかし進むにつれて、カチッ、カチッ、カチッ・・・という音がけたたましく響きわたり、私は彼女からどんどん引き離されていったのです。

その女性は30歳前後、白のパンツスーツに黒っぽいローヒールの靴という出で立ちでした。

ここまでお読みいただいた方に思い出してほしいのは、この場面はウィークデイで、且つAM8:20のラッシュ時であったことです。誤解を恐れずに言えば、身体的ハンディのある人がこのような時間帯に、しかも大江戸線の長いエスカレーターを一気に駆け上がっていく姿に、ただただびっくり。私は思わず彼女の肩を叩いて、「あなたは凄い!」と声を掛けたくなるほどでした。痴漢と間違えられると厄介なのでさすがにそれは出来なかったが、私の目にはそれほど逞しい女性に映ったというお話です。元気に振る舞えば、周りも元気になります。おわり

イメージ、伝わりましたか? それでは、皆様、明るく元気な週末をお迎えください! (^^)/~~~
 

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