今朝の私は目覚まし時計に八つ当たりしたくなるほど寝起きが悪かったので、今日はその原因について簡潔に解説します。
◆◇◆◇◆◇◆(ワンポイント解説)◆◇◆◇◆◇◆
達也は午前零時の静けさの中で目を瞑(つむ)っていた。
マンション前の通りを不規則な時間差で走り抜ける車の音が僅かに聞こえる。しかしそれは達也の睡眠を妨げるほどのものではなかった。
ようやく達也が眠りに落ちそうになった時、達也の前に予期せぬ邪魔者が現れた。
それは達也が仰向けから横向きに寝返りをうった時、彼の骨盤と大腿骨が連結する部分(下図の赤丸部分)に、あたかもオーケストラの指揮者が使用するタクトの先が突き刺さったような激痛が走った。
このタクトの動きには更なる解説が伴う。これはタクトの先が肉の中を貫通し、骨に直接触れてしまうといったものではなく、肉の表面が破れる寸前まで押し込まれている状態。つまり、中身の肉は外見上分断されているが、皮の部分は著しく変形しながらも辛うじて破損までには至っていない状態である。
もう少しわかり易くいうと、ちょうど伸びの良い大福餅を人差し指で押し込んでもなお、中身のアンコは外気に触れないよう維持された状態であり、その激痛はこの場合の大福餅に見られる<凹み>によって生じたものであると考えられる。
当然、顔をしかめる達也には、この時点で悠長に大福餅をイメージするだけの余裕はなかった。彼は暗闇の中で一人目をつむり、只々憂鬱になっていたのである。
では、いったいこのタクトの正体は何だったのだ?! さぁ、くだらないとお思いの皆様もご一緒にお考え下さい。
皆様、寝スマホにはくれぐれもご注意ください。くだらないを科学するこまたつでした。 (^^)/~~~