選挙ウィークが終わり、またいつもと変わらない日常が戻ってきました。




昨日はまさに晴天で気持ちの良い一日だったこともあり、桜はなくても公園は多くの人で賑わっていた。私はそんな気持ちの良い空気を感じながら自宅近くの小学校で投票を済ませ、その足でゴールデンウィーク初日に出席する結婚式用の祝儀袋を調達するために商店街に向かった。祝儀袋を買った後、我が家に十数年前からあるあの筆ペンはまだ使えたっけなぁ~などと考えながらふらりと立ち寄った雑貨屋で、なんと、こまたつブランドのバッグを発見!




1,300円と手ごろな値段だったが、使用目的が思いつかないので写真だけで我慢した。

筆ペンのことはすっかり忘れて帰宅すると、カミさんは包丁を持ったままの姿で台所から背伸びするように隣の部屋にあるテレビに見入っていた。テレビ画面にはAAAというグループのメインボーカルが逮捕されたというニュースが流れていた。「こんなグループ、あったんだ」と私が言うと、包丁を持ったままのカミさんは険しい表情で

「お父さんも気を付けてよ!」
 
気を付けるべきはその包丁でしょ!と突っ込みたかったが、そこは流した。カミさん曰く、その容疑者は紅白に連続出場しているほどの人気グループだそうで、そのグループのリーダーである容疑者が面識のない女性の頬を平手打ちしたという。彼は泥酔状態だったらしい。

―― そうだよな。俺も気をつけないと・・・

恥ずかしいことに、私もお酒にまつわる苦い失敗談には事欠かない。その中でも、今思い出しても背筋が凍るほどビビった事件がある。それは学生時代、私は仲間4人と新宿の居酒屋にいた。最初は静かに飲んでいたが、お酒が進むにつれてみんなの気分が最高潮に達するころ、仲間の一人がこっそりと持ち込んでいたテキーラのボトル2本を店員に見つからないように回し飲みを始めた。掘りごたつになったテーブルの下でビールグラスにテキーラを3分の1ほど入れ、それを一気に飲み干す。空いたグラスに再びビールを注ぎ、テキーラのアルコールをビールで薄める。これをボトルが空っぽになるまで続けた。(仲間の一人が宮古島出身だったということから、仲間内ではこれを「オトーリ」と呼んでいた)

翌朝、気が付くと私は自宅アパートのベッドに服を着たまま仰向けの状態で寝ていた。アパートの入り口のドアは半開きのまま。そして、自分の両手を見るとべっとりと真っ赤な血がついている。シャツもジーンズも枕も毛布も血だらけ、カーペットには滴り落ちた血痕が入り口から続いている。私は茫然とし、何の考えも浮かんでこなかった。

しばらくして私は懸命に昨夜のことを店に入る前の記憶から一つずつ遡ろうとするが、テキーラのボトルを持ったときの冷たい手の感触だけは残っていたが、途中からの記憶が全くない。徐々に「これは大変なことをやらかしてしまったのではないか」と考えるうちに新聞紙面に踊る「殺人」という二文字が頭をよぎり、不安は恐怖に変わっていった。私は何も思い出せない自分自身に苛立ち、髪を掻きむしりながら立ち上がる。服を脱ぎ、シャワーを浴びるためユニットバスの扉を開けた。そして、正面にあった鏡に血だらけの自分が映った。ほっとした。

同時に途切れ途切れに記憶が蘇ってきた。仲間と別れてアパートに戻る途中、何かの拍子に転倒しそうになり、自分の顔を電柱にぶつけたのだった。その血の正体は鼻血だったのです。

不思議なことに、ここ10年ほどは記憶がなくなるほど飲むということがなくなった。ようやく私も常識ある紳士に成長したのか、それとも永年の飲み過ぎでついさっきまで気にしていた筆ペンのことを忘れてしまうほどに脳神経がマヒしてしまったのか?! いずれにしても、何事もほどほどが大事だと教えてくれた平成最後の投票日でした。おわり





過ぎたるは及ばざるが如し、皆様も気をつけましょうね!筆ペンは明日買おっと (^^)/~~~ 


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