私は昨日の夕方遅くに、寒い中公園のベンチにひとり座り、一時間近くも空を見ていた。
すべての葉が落ちてしまった桜の枝が消え入る寸前の夕焼けに重なり合う。もしここでカラスが鳴いたら、物悲しい雰囲気がいっそう増したかもしれないが、聞こえてきたのは消防車のサイレンだった。火の用心。

あと十日あまりで今年も終わろうとしている。私は冷たいベンチに座り
、同時に登山用のレイヤー重ね着機能に感動しながらこの一年を振り返ってみた。自分自身のことは別にして、世間でいえば、エンゼルス大谷選手の大活躍や松山選手のマスターズ制覇、連日のメダルラッシュに湧いた東京五輪、28人目の日本人ノーベル賞の受賞など、日本人として誇りに思える嬉しいシーンが多く思い出された。

しかし残念なことに、あの怨めしき感染症に関してだけは気にならない日が一日もなかったように思う。暑かった夏の終わり、826日時点の一日の感染者数は24976人、重症者数1974人、死亡した人の数は52人。

その日、公園の彼は待機施設には移動できずに自主隔離のまま治療中だった。









あれから4か月。昨日の新規感染者数は177人、重傷者数27人、死亡した人は0人、と見事にさざ波に落ち着いている。
そして何よりも、彼が無事回復していたことに安堵した。




彼の嬉しそうな表情に、ズームアップ!







来年もこの調子で減り続けますように! そして皆さま、お元気でいてくださいね! (^^)/~~~




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