今朝起きると、左目に違和感があった。

洗面所の鏡に映ったその目はウサギさんの目のように赤い。可愛い? ん~なことはない。三回も手術した目だから余計に心配になった。それでも朝の時間は普段より高速なので、心配には目をつぶってせわしなく支度した。違和感は通勤中も続き、零れ落ちるほどではないものの涙が溜まっているように感じた。

午前10時からの会議前に、ふと半年前に花粉症用に買っておいた目薬を思い出し、二滴差してみた。連休明けのせいか、覇気のない感じで会議は進んでいく。議長である社長からある事案について私に意見を求められ、いつもなら早口にならないように気を付けるところだが、沈滞した空気につられて短いコメントをゆっくり述べた。

会議が終わり、トイレに入った。小水をしている時、目の違和感が治まっていることに気付く。手を洗いながら、鏡に向かって両目を大きく開くと、そこには可愛いウサギさんはいなかった。ウサギさん、短い間でしたが、さようなら。

おそらくこれは初めての体験である。目薬というものは、単なる気休め程度のおまじないのようなものだと思ってきたが、立派な「薬」であることを初めて認識することができた。少し注釈を加えるとすれば、この場合の目薬とは市販薬である。3回の手術経験から、術後に処方される「点眼薬」などは間違いなく効き目があったと思う。しかしこれまでの市販薬では同等の感激がなかったのだ。

一昨日通りかかった居酒屋でちょうどラグビー日本代表が勝利した瞬間に出くわした。店員さんもお客さんも一緒になって、テレビ画面に向かってウサギさんのようにピョウンピョン飛び跳ねていた。単に飲みすぎだったのかもしれないが、目を真っ赤にしているお客さんもいた。決勝トーナメント進出、おめでとう! おわり (^^)/~~~




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台風19号により被災された皆様、また、浸水被害や避難勧告が出された地域の皆様には心からお見舞い申し上げます。


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