(今日は一日中曇り)





インターネットの不具合が発生して以来、寝床でスマホを見ることがなくなったせいか、目覚めもよく、腫れぼったい眼で出勤することもなくなった。これは便利な物の中に潜んでいるデメリットを認識できたという点で、NTT東日本に感謝しなければならない。なぜNTTかというと、次のような経緯からです。

先日次男からインターネットトラブル発生の知らせを受けたその夜、不具合の原因がわかった。偶然にも翌日むうさんから頂くこととなる処方箋(むうさん、ありがとう!!)が以前の経験から一通り頭に入っていたので、まず我が家内にある装置全般(各種設定及びケーブル交換を含む)を疑い、一つ一つ入念に調査した。

それなりに時間は要したが、最終的にはONUのランプ通りにしか異常がないという極めて安易な方向で収束した。早速、翌日の昼休みに(画像と動画を準備した上で)その調査状況を国会における官僚の答弁のように感情を一切入れず、事実関係だけを理路整然とサポートセンターに伝えた。

その結果、サポートセンターを通じてNTTから直接電話がかかってくることとなり、待つこと2時間、電話の向こうから、如何にもヴォイストレーニングを積んできたと思われる綺麗な女性の声が聞こえてきた。その女性は先ほどのサポートセンターの担当者と同様の質問をしてきたので、今度は裁判官が判決文を読み上げるような厳格な雰囲気を醸し出しながら説明してみた。するとその声の美しい女性は、

「大変ご迷惑をおかけし、まことに申し訳ございません。実はコマツさまと同様のトラブルが、お近くの地域からすでに2件寄せられており、来週17日に復旧工事をする予定でございます。ご不便をおかけし、本当に申し訳ございません。何卒、今しばらくお待ちくださいますようお願いいたします」

“申し訳ございません”の言葉にこれ以上ないほどに恐縮した気持ちが込められていたので、腹が立つなんてことは微塵もなく、逆に「こういうお仕事って、大変ですよね~。あなたが壊したわけでもないのに・・・」とつい応えてしまいました。

まっ、今回は我が家のゲームPCとスマホに影響がある程度なので冷静に対処しましたが、これがもし商売に直結するような場面だとしたら、

「なにぃ~、暫し待てだと?! どうしてくれるんだよ。うちは商売がかかってんだよー。ふざけんじゃねぇ~よ。賠償しろーーーー!(怒)」

おそらく、こういう
クレームも多いのではないかと思います。彼女の”申し訳ございません”には、そんな幾多の修羅場をくぐり抜けてきた凄みを感じました。それは明らかに私が演じた官僚や裁判官の言葉よりも力を持っていたということはいうまでもありません。

ということで、我が家のインターネットは17日まで小休止。やれやれ、(^^;


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