昨日帰宅すると、先日受けた健康診断の結果が送られていた。昨年よりも体重が2キロ増えている。着実に、成長している自分にご褒美をあげるつもりで、ビールを飲み干す。そして、目の前には、どんぶりグラタンがド~ン!




まじかよ!
これで私はこのまま成長し続けるしかないのか、とあきらめかけたところで、このグラタンは次男のリクエストであることが判明した。それを聞いてほっとした私は、冷奴をつまみに晩酌を終え、ほうれん草のお浸しと納豆ごはんで夕食を済ませた

今朝は牛乳を大きめのグラスに一杯とバナナだけ。これは昨日の健康診断結果を分析して考え付いたカミさんの新しい朝食メニューらしい。「今日から、ずっとこれ?」という私の問いに対し、カミさんは第一に糖尿病リスクや肥満を改善するための対策であること、次に心疾患や脳卒中の予防にもなるというテレビ番組から得た情報を詳しく説明してくれた。

―― 毎朝こんなのを続けていたら、その内俺のバストが膨らんで、母乳が出てきてしまうぞ!

というセリフが一瞬頭をよぎったが、口には出さず、いつも通り神棚に手を合わせて家を出た。

10時過ぎになって、

―― あぁ~、お腹が空いた。いやダメだ。ここは健康のために我慢。おっぱいが出るまでの我慢だ!

そう自分に言い聞かせた私は午前中の仕事を終え、お昼はざるそばにした。予防は大切である。



☆  ☆  ☆




以下、広報誌「こまたつ健康倶楽部」からの抜粋です。ご参考までに。



(ある主婦からの質問)
夫は糖尿病の疑いがあるという健康診断の結果を受けたのにも拘らず、毎日の晩酌を止めようとしないし、週に一度は「仕事の付き合いだから」と言って、夜遅くフラフラの状態で帰ってきます。土日の休みも、仕事で疲れているはずだから、最近流行りの「引きこもり」をすればいいのにと何度も言ってはいるんですが、ワンコのお散歩のように勢いよく家を出てしまいます。それと最近困ったことに、突然寝言で「おっぱいがどうのこうの」と言ったりするんです。誠にお恥ずかしい話ですが、そんな夫に、今後家族はどのように接したらよいのか何かアドバイスがございましたら、ご教示ください。



(Dr.小松からのアドバイス)



ご主人は、糖尿病になる危険性があると診断されたことでショックを受けられたのでしょう。そのショックを家族には見せたくないというご主人なりの配慮がそうさせているのだと思います。生活習慣病とはいえ、全ての生活習慣を一気に変えてしまうことはかえって体調を悪くしてしまう場合があります。ここはまず、糖尿病を理解して、毎日の食生活を見直すことが必要です。そういったことをご家族でよく話し合い、ご主人の精神的な負担にならないようさりげなく気配りをしてあげてください。また、朝のおっぱい、いや失礼、毎朝の牛乳はぜひ続けてみてください。ご主人がこのことを考えすぎて、頭が中がアレでいっぱいになっている可能性も否定できませんので、専門の医師に相談し、しっかりとした治療をおすすめします。

ほんじゃ、また。(^^)/~~~





まるごとわかる! 生活習慣病



  • 作者: 坂根 直樹

  • 出版社/メーカー: 南山堂

  • 発売日: 2018/10/02

  • メディア: 大型本








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