今朝はいささか興奮気味に「ほんじゃ、行ってくるわ」と妻に声を掛け、家を出た。

駅までの途中、パン屋さんのショーウインドウに自分の姿が映る。体を横向きにして、お腹のあたりに目をやると、心なしかワイシャツが沈んで見える。その時自分の身体全体に余計な力が入っていることに気付き、肩を落として弛緩した。途端にワイシャツは膨らんだ。やはり二日程度の断食では見た目には変化がないのか。それでも代わり映えのしない単調な日常に変化をもたらしてくれたことは言うまでもない。

断食初日、午前中の散歩を終え、午後は図書館へ予約していた本を借りに行く。いつもなら本を抱えて喫茶店にしけこむところだが、今の自分には誘惑が多すぎる。コーヒーは紅茶に変えるとしても、ショーケースに鎮座するスイートたちを危うくノックオンしてしまう可能性が高い。レジカウンターには一枚ずつ透明のビニール袋に包装されチョコレート色のクッキーが並んでいる。普段はほとんど興味のない相手だが、この場面では十分強敵になり得る。また、そのまま図書館内で時間を潰すという手もあるが、歩く時ですら物音を立てないよう神経を使ってしまうところが自分の性に合わない。

図書館前にある公園のベンチでしばらく考えた。――食べ物のことを気にせず集中して本が読める場所……


あった!


☆ ☆

さて、ここで問題。この後タツヤが向かった先はどこでしょうか!? 簡単ですね!




30秒間、お考え下さい)







答えはこちら↓↓





アルゼンチンサポーターも乗っていた京王線車内でした。ちなみにこの画像は断食二日目(土曜日)に撮影したものです。始発の新宿から京王八王子までは普通電車で片道1時間15分ほど。往復で2時間半。さすがに一往復だけでしたが、集中して読書の秋を漫喫できましたマル! おしまい (^^)/~~~


世界にたった一つ、あなただけのドメインを登録しよう!

月額900円(税抜)から、高速・多機能・高安定レンタルサーバー『エックスサーバー』



エルセーヌ「小顔」体験キャンペーン