今日は一日中雨でした。明日の予報は一転して晴れなので、洗濯物の花が満開になりそうですね。

さて、昨日の夜からちょっと熱ぽかったので、今朝は軽くピザトースト1枚と風邪薬を飲んでから、雨の中を散歩してきました。頭が少しくらくらしながらも、よく歩けたものだと自分でも感心しています。

途中、図書館に寄り、一週間前に借りていた本と引き換えに予約していた本を借りました。早速、喫茶店で読み始めると、それが何ともつまらない。しかし、折角借りているのだからと辛抱しながら3分の1ほど進んだところで、そのつまらなさが限界に達したので読むのを止めました。

それが、この本です。三島由紀夫の「不道徳教育講座」というエッセイ集。





このエッセイ集は、
私が生まれる前に「週間明星」に連載されていたもので、単行本で刊行された十年後に三島由紀夫は市ヶ谷の自衛隊駐屯地で壮絶な最後を遂げています。

三島の有名どころの作品はほとんど読んでいたので、それだけに期待をしていたのですが、面白くなかった。もし、このエッセイが書かれた頃に自分が大学生だったら、この本から多くの影響を受けていたように思います。この辺りが物語とエッセイとの違いかもしれません。

三島作品と言えば、数ある名作の中
でも、私が浪人時代に読んだ「永すぎた春」と、そして代表作の一つである「仮面の告白」が特におすすめです。

もしまだお読みでない方がいらっしゃいましたら、是非一度目を通してみてください。(たつや)





永すぎた春 (新潮文庫)



  • 作者: 三島 由紀夫

  • 出版社/メーカー: 新潮社

  • 発売日: 1960/12/13

  • メディア: 文庫








仮面の告白 (新潮文庫)



  • 作者: 三島 由紀夫

  • 出版社/メーカー: 新潮社

  • 発売日: 2003/06

  • メディア: 文庫