私の周りで起きていた異変 [日々の出来事]
先週の散歩中のお話
その日予定していた折り返し地点まで2キロを切ったところで、私はパブロフの犬のように用を足したくなった。
これは犬が食事を知らせるベルに反応するように、公園にあるお手洗いが私の視線に入ったことによる条件反射である。
私の数十年にわたる新宿を起点とした生活の歴史において、優に100回以上は訪れたことのあるトイレであるはずなのに、なぜかその日の私は演技を始める前の操り人形のようにトイレの前で立ちすくんでいた。
自らの錯覚を疑い、周りを見渡すが、トイレの位置に寸分の狂いもない。私の背後で歓声を上げながら公園を走り回る子供たちに視線を送る。スマホを覗く。時間は午後2時。私は自らの手を見つめ、思いっきり手の甲をつねっみた。
「痛たい!」
現実であることを認識した私は顔を上げ、再びトイレを凝視した。
☆ ☆ ☆
いや~、びっくりしました。いつの間に子供専用に変わってしまったのか!私はすんなりと中に入っていくことが出来ませんでした。おじさんは、昭和生まれの列記とした「男」だが、郷ひろみでもなければ、「おとこの子」でもない!
もしもこの時、尿意が強くなければ、大人は入れないものと勘違いして、通り過ぎていたかもしれません。結局、私は生理反応には勝てず、中に入ってみると、以前と変わらない大人用の便器があり、ほっとしたのでした。めでたし、めでたし。
(トイレ内部の風景)
(公園事務局の皆さまへ)大人も使っていいよって、書いといて! おしまい。(^^)/~~~
都営大江戸線 エスカレーター [日々の出来事]
(フリー画像)
私が毎日使っている通勤路線は、都営新宿線と大江戸線です。ご存知のように大江戸線は後発で建設されたことから、他の地下鉄より深いところを走っています。したがって、駅のホームから地上に出るまでのエスカレーターが非常に長い。例えば私の乗換駅である新宿駅のホームからエスカレーターを歩かずに静止したままの状態で地上に出ようとすると、(正確に測ったことはないが)軽く3分以上はかかります。
今日は、そんなエスカレーターにまつわる出来事について少しだけ。
AM8:20
私はいつものように会社の最寄り駅に到着。ホームに降りて、まずエスカレーター前の混雑状況を確認する。この時間帯のエスカレーター左側(東京では静止して乗る方)は必ず長い列が続いている。エスカレーターの右側(東京では歩く方)が空いている場合は、そちらに向かう。両方共に混雑している場合はエレベーター横の階段を使う。
今朝は、エスカレーターの右側が空いていたので、そちらに向かおうとした。その時、目の前をカチッ、カチッ、カチッと音を立てながら先の一部が赤くなっている白い杖を持った女性が歩いてくる。私はその目の不自由な女性は、当然エスカレーターの左側(静止して登っていく方)に乗るものだと思ったが、そちら側は隙間なく長い列が出来ていた。
自分の位置取りがその女性のすぐ後ろであることから、私は彼女の方向性の判断を狂わせることになりはしないかと懸念し、エスカレーターを諦めて、階段を登るつもりで進行方向を変えようと思った。すると、彼女はエスカレーターの右側を普通に登り始めたのです。さらに、私が一瞬躊躇していたこともあって、私と彼女との距離が少し開いた。
その間隔が3mほどあいたところで、私は「これなら大丈夫」と考え、彼女の後を付いていこうとした。しかし進むにつれて、カチッ、カチッ、カチッ・・・という音がけたたましく響きわたり、私は彼女からどんどん引き離されていったのです。
その女性は30歳前後、白のパンツスーツに黒っぽいローヒールの靴という出で立ちでした。
ここまでお読みいただいた方に思い出してほしいのは、この場面はウィークデイで、且つAM8:20のラッシュ時であったことです。誤解を恐れずに言えば、身体的ハンディのある人がこのような時間帯に、しかも大江戸線の長いエスカレーターを一気に駆け上がっていく姿に、ただただびっくり。私は思わず彼女の肩を叩いて、「あなたは凄い!」と声を掛けたくなるほどでした。痴漢と間違えられると厄介なのでさすがにそれは出来なかったが、私の目にはそれほど逞しい女性に映ったというお話です。元気に振る舞えば、周りも元気になります。おわり
イメージ、伝わりましたか? それでは、皆様、明るく元気な週末をお迎えください! (^^)/~~~
今日は、そんなエスカレーターにまつわる出来事について少しだけ。
AM8:20
私はいつものように会社の最寄り駅に到着。ホームに降りて、まずエスカレーター前の混雑状況を確認する。この時間帯のエスカレーター左側(東京では静止して乗る方)は必ず長い列が続いている。エスカレーターの右側(東京では歩く方)が空いている場合は、そちらに向かう。両方共に混雑している場合はエレベーター横の階段を使う。
今朝は、エスカレーターの右側が空いていたので、そちらに向かおうとした。その時、目の前をカチッ、カチッ、カチッと音を立てながら先の一部が赤くなっている白い杖を持った女性が歩いてくる。私はその目の不自由な女性は、当然エスカレーターの左側(静止して登っていく方)に乗るものだと思ったが、そちら側は隙間なく長い列が出来ていた。
自分の位置取りがその女性のすぐ後ろであることから、私は彼女の方向性の判断を狂わせることになりはしないかと懸念し、エスカレーターを諦めて、階段を登るつもりで進行方向を変えようと思った。すると、彼女はエスカレーターの右側を普通に登り始めたのです。さらに、私が一瞬躊躇していたこともあって、私と彼女との距離が少し開いた。
その間隔が3mほどあいたところで、私は「これなら大丈夫」と考え、彼女の後を付いていこうとした。しかし進むにつれて、カチッ、カチッ、カチッ・・・という音がけたたましく響きわたり、私は彼女からどんどん引き離されていったのです。
その女性は30歳前後、白のパンツスーツに黒っぽいローヒールの靴という出で立ちでした。
ここまでお読みいただいた方に思い出してほしいのは、この場面はウィークデイで、且つAM8:20のラッシュ時であったことです。誤解を恐れずに言えば、身体的ハンディのある人がこのような時間帯に、しかも大江戸線の長いエスカレーターを一気に駆け上がっていく姿に、ただただびっくり。私は思わず彼女の肩を叩いて、「あなたは凄い!」と声を掛けたくなるほどでした。痴漢と間違えられると厄介なのでさすがにそれは出来なかったが、私の目にはそれほど逞しい女性に映ったというお話です。元気に振る舞えば、周りも元気になります。おわり
イメージ、伝わりましたか? それでは、皆様、明るく元気な週末をお迎えください! (^^)/~~~
さぁ、日記を書こう! [日々の出来事]
ある日の午後、私は二年ぶりに自分のデスクトップPCを掃除した。最近はノートPCばかりを使っていたので、少しホコリのついたモニター画面が妙に淋しそうに見えたのが、その理由だ。
PCボックスを開け、掃除機でホコリを吸引する。手が荒れないようにカミさんからゴム手袋を借り、純度の高いエタノールを含ませた脱脂綿で中も外も、キーボードも、マウスも丹念に拭いた。一通り終えると、エタノールの匂いに酔ってしまったのか、少しクラっと来た。
綺麗になったPCを遠目に眺めてみると、つい触りたくなり、電源を押すといつもより勢いよく立ち上がる。その日は他に予定もなかったので、たまにはso-netブログの旅にでも出てみようと思い、あれやこれやといろいろな方々のブログにお邪魔してみた。
私はこの時初めて、このブログに様々なカテゴリーが存在することを知った。いや、あるのは知ってはいたが、カテ毎に中身を見ることが一度もなかったというのが正しい。四年ほど前に始めた時は、「日記みたいなものを書くのだから、当然、日記でしょ!」と単純に考えて、「日記・雑感」カテを選択していたが、果たしてそれで良かったのだろうか?
そんな疑問から、nice交換をさせて頂いている方々のブログを拝見してみると、「なるほど、この人はこーだから、ここなんだ。あれ? この人はなんでここなの?」みたいな、半ばどうでもいいことだとわかっていながら、クリックを続けているうちにあっという間に一時間が過ぎていた。
そろそろ飽きてきたなと感じたところで、「本」というカテゴリーを発見。もしかすると、私の記事とテーマがかぶっているかもしれないと、ランキング上位に出てきた初めて見る何名かの記事を閲覧してみた。結果、これといった共通点がなかったので、やっぱ「日記・雑感」でいいや!という結論に達し、そこでシャットダウン。
夕方になり、暗くなる前に少し体を動かそうと思い、青梅街道を東に歩いた。以下、画像の通り。
PCボックスを開け、掃除機でホコリを吸引する。手が荒れないようにカミさんからゴム手袋を借り、純度の高いエタノールを含ませた脱脂綿で中も外も、キーボードも、マウスも丹念に拭いた。一通り終えると、エタノールの匂いに酔ってしまったのか、少しクラっと来た。
綺麗になったPCを遠目に眺めてみると、つい触りたくなり、電源を押すといつもより勢いよく立ち上がる。その日は他に予定もなかったので、たまにはso-netブログの旅にでも出てみようと思い、あれやこれやといろいろな方々のブログにお邪魔してみた。
私はこの時初めて、このブログに様々なカテゴリーが存在することを知った。いや、あるのは知ってはいたが、カテ毎に中身を見ることが一度もなかったというのが正しい。四年ほど前に始めた時は、「日記みたいなものを書くのだから、当然、日記でしょ!」と単純に考えて、「日記・雑感」カテを選択していたが、果たしてそれで良かったのだろうか?
そんな疑問から、nice交換をさせて頂いている方々のブログを拝見してみると、「なるほど、この人はこーだから、ここなんだ。あれ? この人はなんでここなの?」みたいな、半ばどうでもいいことだとわかっていながら、クリックを続けているうちにあっという間に一時間が過ぎていた。
そろそろ飽きてきたなと感じたところで、「本」というカテゴリーを発見。もしかすると、私の記事とテーマがかぶっているかもしれないと、ランキング上位に出てきた初めて見る何名かの記事を閲覧してみた。結果、これといった共通点がなかったので、やっぱ「日記・雑感」でいいや!という結論に達し、そこでシャットダウン。
夕方になり、暗くなる前に少し体を動かそうと思い、青梅街道を東に歩いた。以下、画像の通り。
「ある日の午後」の日記を終わります。(^^)
問題は今日の雨 [日々の出来事]
今日の関東地方は予想通り雨が降ったり止んだりの一日でした。
(今日の散歩)
朝は晴天だったが、私は天気予報を信じ、バッグに折り畳み傘を忍ばせて散歩に出た。
朝は晴天だったが、私は天気予報を信じ、バッグに折り畳み傘を忍ばせて散歩に出た。
正午過ぎ、昼食をどこにしようかと考えながら、TOHOシネマズのゴジラを背に靖国通りで信号待ちをしていると、私の斜め前の街路灯の陰から、昔TVで見たチェルシーという飴のCMに出ていた白人少女の髪型に似たヒゲ面のおじいさんが現れた。その小柄なおじいさんはよれよれのスーツ上下に汚れたスニーカーを履き、大きな手提げ袋を持っている。信号待ちをしている人たちの半数程度は、突然降りだす今日の天気に備えて、傘をさしている。一方、私はジーンズにTシャツだったので小雨は気にならず、傘はさしていない。
私は信号機が赤に変わったばかりだったということで、信号が変わるまでの時間を考えると、そのおじいさんの視線が妙に気になった。案の定、おじいさんと私との間に生ぬるい空気が出来てしまい、おじいさんはそれを待っていたかのように私に話しかけてきた。
「頭っ、来るよなぁ~、新しい傘を買ったら、止んじまうんだもんなぁ~、まったく!」
おじいさんは私の顔を見ながら続ける。
「お兄さん、これさっき500円で買ったんだけど、300円で買わない?」
私は、最初は無視をしようと考えたが、この小柄なおじいさんなら危害を加えられることはないだろうと踏んで、ちょっとからかってみることにした。
「10円なら、買ってもいいよ」
「バカ言ってんじゃないよ!500円の新品だぜ!」
といって、おじいさんは透明のビニール傘を自分の右肩にのせ、ポンポンと二回叩く。
「じゃ、いいよ! 200円でどうだ!」
ちょうどその時、信号が青に変わった。私はおじいさんから目線を外し、わざとおじいさんに見えるようにバッグから折り畳み傘を取り出す。そして、「貴方には、チェルシーあげない・・・」と心の中で呟きながら、おじいさんの目の前を通り過ぎた。
あのおじいさんにとってこの季節は、待ちに待った稼ぎ時だったんですね。おしまい (^^)/~~~
わたしのこの三枚 [日々の出来事]
しかし、良く降りますね。梅雨だから仕方のないことですが。
さて、昨日はカミさんの妹が腰を悪くして入院したということで、午前中はそのお見舞いにカミさんと出かけた。二人っきりで外出するのが久しぶりだったせいか、少し照れてしまった。なんじゃらほい!
病院に着くと、私はほとんどしゃべることがないので、病状の経過を聞いただけで、カミさんを残して病院を後にした。
病院の住所は渋谷区代々木だが、新宿南口まで歩いて3分ほどの場所だったので、電車は使わずに散歩で歩きなれたコースをわざわざ遠回りするように帰ることにした。まずは青梅街道を目指す。雨は降っていない。蒸すと涼しいは反意語であるはずなのに、歩いていると「蒸し涼しい」という表現がピッタリくるような天気だった。
なぜ、私が遠回りコースを選んだかというと、次の画像がその答えです。
さて、昨日はカミさんの妹が腰を悪くして入院したということで、午前中はそのお見舞いにカミさんと出かけた。二人っきりで外出するのが久しぶりだったせいか、少し照れてしまった。なんじゃらほい!
病院に着くと、私はほとんどしゃべることがないので、病状の経過を聞いただけで、カミさんを残して病院を後にした。
病院の住所は渋谷区代々木だが、新宿南口まで歩いて3分ほどの場所だったので、電車は使わずに散歩で歩きなれたコースをわざわざ遠回りするように帰ることにした。まずは青梅街道を目指す。雨は降っていない。蒸すと涼しいは反意語であるはずなのに、歩いていると「蒸し涼しい」という表現がピッタリくるような天気だった。
なぜ、私が遠回りコースを選んだかというと、次の画像がその答えです。
(地下から、新宿西口を覗く)
ヒルトピアの涼しい空気に触れ、何か良いことがありそうな気分で、こまたつは家路に着いたのでした。
私の日曜日を終わります。(^^)/~~~
私の日曜日を終わります。(^^)/~~~
やれやれの意味 [日々の出来事]
いや~、今日は朝の9時前からまさに息をつく間もなく次から次へと仕事に追われて、それでもタバコは吸いたくならず、先ほど漸く落ち着いたところです。一息ついたところで手元のiPhoneを覗くと、LINEに通知の赤丸が・・・。
その赤丸の中には、白地で数字の5が表示されていた。全て次男からだった。
彼は先週、前期試験が終了し、既に高3なので部活もなくなったということから、帰宅早々受験勉強はそっちのけで、ゲームに没頭していたらしい。そして、そのLINEには彼が自身のバイト代で購入した最強ゲームマシンがネットに繋がらなくなり、モデム(ルーター)の画像とともに、何か良い知恵はないかという相談が書かれていた。
私も経験があるが、インターネットの突然の不具合は、禁煙3日目に味わうような禁断症状に似ている。彼の文章からそのイライラ感が伝わり、妙に可笑しくなったが、仕方ないので勤務時間が終わってすぐ、
①電源とケーブルの抜き差し
②PCの再起動
③SSIDやパスワードの再設定
④無線ルーターを介さずに直接有線で試す等
基本的なことを思い付くままに送ってみたところ、
「もう、そんなことは何度もやったよ!」「お父さん、もしかして契約が切れてるとか?」「まさか、料金払ってないとか?」
こうなると、サポートセンターに電話するしかないと思ったが、既に時間外。しかも、光回線(so-net)のサポートセンターに電話する場合は、機器の設置場所から、且つ契約者自身(私)が直接かけないと取り合ってくれそうもない。かかる事情により、
「土曜日まで、待て!」とだけ返事しておいた。
そんな、公私ともにバタバタだった一日を終わります。やれやれ、(^^;;
その赤丸の中には、白地で数字の5が表示されていた。全て次男からだった。
彼は先週、前期試験が終了し、既に高3なので部活もなくなったということから、帰宅早々受験勉強はそっちのけで、ゲームに没頭していたらしい。そして、そのLINEには彼が自身のバイト代で購入した最強ゲームマシンがネットに繋がらなくなり、モデム(ルーター)の画像とともに、何か良い知恵はないかという相談が書かれていた。
私も経験があるが、インターネットの突然の不具合は、禁煙3日目に味わうような禁断症状に似ている。彼の文章からそのイライラ感が伝わり、妙に可笑しくなったが、仕方ないので勤務時間が終わってすぐ、
①電源とケーブルの抜き差し
②PCの再起動
③SSIDやパスワードの再設定
④無線ルーターを介さずに直接有線で試す等
基本的なことを思い付くままに送ってみたところ、
「もう、そんなことは何度もやったよ!」「お父さん、もしかして契約が切れてるとか?」「まさか、料金払ってないとか?」
こうなると、サポートセンターに電話するしかないと思ったが、既に時間外。しかも、光回線(so-net)のサポートセンターに電話する場合は、機器の設置場所から、且つ契約者自身(私)が直接かけないと取り合ってくれそうもない。かかる事情により、
「土曜日まで、待て!」とだけ返事しておいた。
そんな、公私ともにバタバタだった一日を終わります。やれやれ、(^^;;
やれやれの意味 Ⅱ [日々の出来事]
インターネットの不具合が発生して以来、寝床でスマホを見ることがなくなったせいか、目覚めもよく、腫れぼったい眼で出勤することもなくなった。これは便利な物の中に潜んでいるデメリットを認識できたという点で、NTT東日本に感謝しなければならない。なぜNTTかというと、次のような経緯からです。
先日次男からインターネットトラブル発生の知らせを受けたその夜、不具合の原因がわかった。偶然にも翌日むうさんから頂くこととなる処方箋(むうさん、ありがとう!!)が以前の経験から一通り頭に入っていたので、まず我が家内にある装置全般(各種設定及びケーブル交換を含む)を疑い、一つ一つ入念に調査した。
それなりに時間は要したが、最終的にはONUのランプ通りにしか異常がないという極めて安易な方向で収束した。早速、翌日の昼休みに(画像と動画を準備した上で)その調査状況を国会における官僚の答弁のように感情を一切入れず、事実関係だけを理路整然とサポートセンターに伝えた。
その結果、サポートセンターを通じてNTTから直接電話がかかってくることとなり、待つこと2時間、電話の向こうから、如何にもヴォイストレーニングを積んできたと思われる綺麗な女性の声が聞こえてきた。その女性は先ほどのサポートセンターの担当者と同様の質問をしてきたので、今度は裁判官が判決文を読み上げるような厳格な雰囲気を醸し出しながら説明してみた。するとその声の美しい女性は、
「大変ご迷惑をおかけし、まことに申し訳ございません。実はコマツさまと同様のトラブルが、お近くの地域からすでに2件寄せられており、来週17日に復旧工事をする予定でございます。ご不便をおかけし、本当に申し訳ございません。何卒、今しばらくお待ちくださいますようお願いいたします」
“申し訳ございません”の言葉にこれ以上ないほどに恐縮した気持ちが込められていたので、腹が立つなんてことは微塵もなく、逆に「こういうお仕事って、大変ですよね~。あなたが壊したわけでもないのに・・・」とつい応えてしまいました。
まっ、今回は我が家のゲームPCとスマホに影響がある程度なので冷静に対処しましたが、これがもし商売に直結するような場面だとしたら、
「なにぃ~、暫し待てだと?! どうしてくれるんだよ。うちは商売がかかってんだよー。ふざけんじゃねぇ~よ。賠償しろーーーー!(怒)」
おそらく、こういうクレームも多いのではないかと思います。彼女の”申し訳ございません”には、そんな幾多の修羅場をくぐり抜けてきた凄みを感じました。それは明らかに私が演じた官僚や裁判官の言葉よりも力を持っていたということはいうまでもありません。
ということで、我が家のインターネットは17日まで小休止。やれやれ、(^^;
先日次男からインターネットトラブル発生の知らせを受けたその夜、不具合の原因がわかった。偶然にも翌日むうさんから頂くこととなる処方箋(むうさん、ありがとう!!)が以前の経験から一通り頭に入っていたので、まず我が家内にある装置全般(各種設定及びケーブル交換を含む)を疑い、一つ一つ入念に調査した。
それなりに時間は要したが、最終的にはONUのランプ通りにしか異常がないという極めて安易な方向で収束した。早速、翌日の昼休みに(画像と動画を準備した上で)その調査状況を国会における官僚の答弁のように感情を一切入れず、事実関係だけを理路整然とサポートセンターに伝えた。
その結果、サポートセンターを通じてNTTから直接電話がかかってくることとなり、待つこと2時間、電話の向こうから、如何にもヴォイストレーニングを積んできたと思われる綺麗な女性の声が聞こえてきた。その女性は先ほどのサポートセンターの担当者と同様の質問をしてきたので、今度は裁判官が判決文を読み上げるような厳格な雰囲気を醸し出しながら説明してみた。するとその声の美しい女性は、
「大変ご迷惑をおかけし、まことに申し訳ございません。実はコマツさまと同様のトラブルが、お近くの地域からすでに2件寄せられており、来週17日に復旧工事をする予定でございます。ご不便をおかけし、本当に申し訳ございません。何卒、今しばらくお待ちくださいますようお願いいたします」
“申し訳ございません”の言葉にこれ以上ないほどに恐縮した気持ちが込められていたので、腹が立つなんてことは微塵もなく、逆に「こういうお仕事って、大変ですよね~。あなたが壊したわけでもないのに・・・」とつい応えてしまいました。
まっ、今回は我が家のゲームPCとスマホに影響がある程度なので冷静に対処しましたが、これがもし商売に直結するような場面だとしたら、
「なにぃ~、暫し待てだと?! どうしてくれるんだよ。うちは商売がかかってんだよー。ふざけんじゃねぇ~よ。賠償しろーーーー!(怒)」
おそらく、こういうクレームも多いのではないかと思います。彼女の”申し訳ございません”には、そんな幾多の修羅場をくぐり抜けてきた凄みを感じました。それは明らかに私が演じた官僚や裁判官の言葉よりも力を持っていたということはいうまでもありません。
ということで、我が家のインターネットは17日まで小休止。やれやれ、(^^;
アジアの片隅から、緊迫する情勢を追った! [日々の出来事]
昨夜午後10時過ぎ、帰宅中に次男からLINEが入った。
そこには、「本日午前中に、お父さんとお母さんの間で、信頼関係が著しく損なわれたと言わざるを得ない事案が発生した」と書かれていた。
すぐさま、自らの直近の行動を胸に手をあてて考えてみたが思い当たる節はない。仕方なく、その状況について詳細な情報を求めたが、彼は「守秘義務がある」として具体的な中身については明らかにしない。
予期せぬ事態に少々焦った私は、今週末に迎える彼の誕生日に、彼が以前から欲しがっていたゲームマシン用のヘッドホンを与えるという条件と引き換えに、父親の威厳をもって情報開示を迫った。その結果、私が家にいない間に、次のような事実が存在していたことが判明したのだった。
1)本日午前10時、夏休みに入ったばかりの次男がシャワー中に、浴室のいたるところに複数点在する黒いシミを発見
2)事の重大さに全く気付いていない彼は、軽い口調で「お母さん、お風呂がメチャ汚れているよww」と母に報告
3)「えぇーーー、何これー、お父さんの仕業だなっ!」
4)それまで、私がファンである山崎アナが出演しているワイドショー番組を見ていたカミさんは、緩んでいた表情を一気に険しくし、バスマジックリン・カビハイター等の洗剤とスポンジ・たわし・耐水性サンドペーパーを抱えてバスルームに突入した
5)彼女は、半日かけて黒いシミを全て除去した
なかなか気の利いた報告である、と感心していると、徐々に私の頭の中は冷静さを取り戻し、「ただいま~」に続く台詞が浮かんできた。
『この度、ホワイトだった私の頭髪をブラックにする際、うっかり周りの状況を確認せずにバスルームを出てしまったことは、ひとえに私の不徳の致すところでございます。今後につきましては、二人で力を合わせ、昨夜の不幸な歴史を乗り越えるとともに、なお一層の未来志向的発展に努力していこうではありませんか!』
☆ ☆ ☆
ガチャ、「ただいま~」
「お父さん!・・・・(怒)」
金融制裁がないことを祈ります。おしまい (^^)/~~~
「お父さん!・・・・(怒)」
金融制裁がないことを祈ります。おしまい (^^)/~~~
ハト休みと風船 [日々の出来事]
気象庁のHPによると、関東地方はまだ梅雨明けしていない。ここ数日の雰囲気からするとそろそろではないかと・・・
などと書いていたらつい先ほど梅雨明けが発表になりました。 それにしても、今日も暑い。最高気温は33℃です。
土曜日の散歩中に立ち寄った図書館前の公園では、この暑さのせいか、ハトが皆一様に座り込んでいました。前日の雨と朝の気温で程よく湿った土を利用して、身体を冷やしているようにも見えますが、真相は謎です。
などと書いていたらつい先ほど梅雨明けが発表になりました。 それにしても、今日も暑い。最高気温は33℃です。
土曜日の散歩中に立ち寄った図書館前の公園では、この暑さのせいか、ハトが皆一様に座り込んでいました。前日の雨と朝の気温で程よく湿った土を利用して、身体を冷やしているようにも見えますが、真相は謎です。
☆ ☆ ☆
謎といえば、こちらの画像も↓↓
謎といえば、こちらの画像も↓↓
先週金曜日の帰りの電車で、子連れの乗客が持ち込んできた風船です。その時、私が車内を見渡すと、
呆気にとられたようにポカーンと口を開けて風船を見上げる鳥打帽士のおじいさん。迷惑そうに顔をしかめて風船をチラ見するサラリーマン風のおじさん。ダメでしょ!と言わんばかりに風船に眼を飛ばすおばさん。肩を寄せ合い二人だけの世界に浸っていたところをこの突然の風船に邪魔され、我に返り、照れくさそうにニヤニヤし始める若いカップル。風船には目もくれず、ひたすらスマホゲームに集中しているリュック姿の青年とその前の席で今にもメガネがずれ落ちそうな状態のまま、熟睡しているOL風の女性・・・
そして、「これはネタになるぞ!」とほくそ笑む白髪を染めたばかりのおっさんがいましたとさ。
いきなり、おしまい。水分をこまめに摂りましょう!(^^)/~~~
俗人の休日 [日々の出来事]
最近、私の身の回りでちぐはぐなことが続いている。こういう時、俗人がとる行動の一つは神頼みであろう。先代のブログから何度も記事にしている場所なので全く新鮮味ないが、昨日松陰神社に行った。
京王線下高井戸駅を下車。いつもならすぐに世田谷線に乗り換えるところを、気分を変えて、駅前をぶらりと散歩する。商店街の至る所にラグビーワールドカップのフラッグが風に揺れていた。日本代表の次回対戦相手は世界ランキング2位のアイルランド(28日、静岡・エコパスタジアム)。まず勝つことはないだろうが、ひょっとしたら、ひょっとしての奇跡があるかもしれない。松陰先生へのお願い事がひとつ増えた。
松陰神社はいつもと変わらぬ質素で且つ明るい雰囲気だった。 先生も元気そうだ。
来月、『幕末維新まつり』というのが開催されるらしい。私は25年以上にわたって、年に4、5回ここを訪れているが、この祭りには参加したことはない。私と松陰先生との付き合いはそういものではないと勝手に思っている。(意味不明?)
自ら以て俗輩と同じからずと為すは非なり、当(まさ)に俗輩と同じかるべからずと為すは是なり。蓋し傲慢と奮激との分なり
(こまたつ訳)
俺は俗人なんかじゃない! なんて勘違いしてはいけません。でもね、俗人にならないよう心掛けることは良いことです。まさしくそれは、傲慢と自らを奮い立たせることの違いなのですよ!
皆様にも、良いことがありますように! では、また。(^^)/~~~