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あじさいの絵 [STORY]

土曜日の散歩中に立ち寄った図書館前のあじさいです。日当たりが良くない場所のせいでしょうか、まだ蕾でした。さて今日の記事は、単なる私のメモ書きなので、遠慮なくすっ飛ばしてください!

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From
:〇〇 〇〇
Subject
:お礼
Date
1993/5/28(金)17:03
To:T.komatsu@×-××.ne.jp
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こんにちは。〇〇です。
この前は本当にびっくりしました。まさか東京にいるはずの達也さんとお会いできるとは。

そういえば、何年か前も同じ神戸で偶然お会いしましたよね。その時は私も達也さんもまだ学生でした。

実は、その時も今回も私は達也さんとお話しながら同じことを考えてしまいました。それは、達也さんはどうしてあの時のババ抜きの話をされないのだろうかと。

もしもそれが私の恥ずかしい思い出を蘇らせたくないというお心遣いだったとしたら、嬉しい反面、「私はそんなにデリケートではないですよ」と言いたかった。いや、やっぱりありがとうございます、かな?

前置きが長くなりましたが、このメールは2か月前にご馳走になったイチゴパフェと出産前祝いにと頂いた(子供用)リュックのお礼、そしてご報告です。

ちょうど一週間前に無事出産を終えることができました。お話したように女の子です。顔は母に言わせると、夫似だそうです。

私は今、夫の仕事の関係もあって、〇路の実家に帰っています。そうそう、昨日神〇バスの停留所で達也さんのお母様を偶然お見かけしたんですよ。でも、私には気付かず通り過ぎていかれて、私も子供を抱えていたので追いかけていくこともできず、何も挨拶が出来ませんでした。今度、達也さんがお母様とお話されることがあったら、私がお詫びをしていたとお伝えください。というか、なぜ私たちがメールのやり取りをしているのか、説明するのが難しいかもしれませんね。

これも説明するのが難しんですけど、達也さんとの偶然の出会いが、単なる偶然じゃなく、あのババ抜きの時からそういうストーリーが出来上がっていたんじゃないかと・・・。最初の偶然だった大学生の時はお互いに余分な時間があったはずなのに、喫茶店に20分もいられずに私は帰ってしまいました。あの時、なんで自分がそんな行動をとってしまったのか、それなら最初から喫茶店にヒョコヒョコついて行かなければよかったのにと、その後ずーと考えていたんです。でも、結局その疑問は時間とともに消えてしまいました。それなのに、あの喫茶店に飾ってあった薄ピンク色のあじさいの絵だけは時々思い出すことがあるんです。

ごめんなさい。いつもの私の悪い癖で、取り留めのない内容になってしまいました。ただ、 今日、このお礼とご報告のメールが出来て本当に良かったです。めちゃ、すっきりしました。

私の兄もお酒が好きな方ですが、聞くところによると達也さんは兄以上だそうですね。くれぐれもお酒もタバコもほどほどにして、フィアンセを泣かせないようにしてください!余計なお節介?

それでは、お元気で。さようなら。

(追伸)
もし、『二度あることは三度ある』でお会いすることがあったら、その時はぜひババ抜きの話をしてください。

☆  ☆  ☆

この記事は、先回の「友人Aの妹」の続編として下書きしていたものです。最初は削除しようと思ったのですが、本日これといったネタがなかったのでアップさせていただきました。なお、初回記事の冒頭で触れた身重の女性を見かけていなかったら、この一連の落書きはなかったように思います。人間の記憶とは不思議なものです。おわり








タグ:お母様 続編
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コメント 2

ニッキー

きっと何年か後にもう一度会って
笑いながらババ抜きの話をするんだろうなぁ( ^ω^ )
by ニッキー (2019-06-04 21:30) 

小松達也

ニッキーさんへ
すっ飛ばさないでいただき、
まことにありがとうございます。

>笑いながらババ抜き・・・
残念ながら、現実はストーリーにはならないんですよね~^^

by 小松達也 (2019-06-05 08:39) 

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