ニュースを遮断したくなる時 [内なるもの]
（今日の大門浜松町）
相変わらず、毎日のように痛ましい事件が起きています。先日川崎で起きた事件などはあまりにも悲惨過ぎて、コメントすることさえ躊躇してしまいます。
今朝もウェブニュースを見ていると、昨日九州の高校で男子生徒が屋上から転落したという記事を目にしました。しかも、その現場を目撃していた女子生徒３人がパニックになって病院に運ばれたそうです。
これはびっくりしたでしょうね。私なんか記事を読んだだけで足がすくみそうになったわけですから、ましてやそれを間近で見ていた人の恐怖たるや、察するに余りあるものがあります。それが女子生徒なら尚更でしょう。ただ、落ちた男子生徒は幸い命に別条はなかったようで、また自殺かどうかについては捜査中とのことでした。
仮にこれが自殺だったとしたら、これまた複雑な気持ちになります。うちの息子も同じ高校生なので、これを置き換えて考えてみると、もしも何らかの兆候や事前の手掛かりがありながらもこのようなことが起きてしまったとしたら、悔やんでも悔やみきれないものがある。それは間違いない。
人はいつか死ぬもの。しかし、不慮の事故と自殺とでは大きな違いがあるような気がします。 そう言えば、以前ブログの大先輩が記事に書かれていた言葉を思い出しました。それは明石家さんまさんの「生きてるだけで丸儲け」。素敵な言葉ですよね。ただし・・・
私もそんな場面（自殺しそうな人）に接したら、「世の中、辛いことばかりではない。必ず良くなる時が来るから、ここは踏ん張れ！」と応援したくなりますが、多くの場合は既に『言うべき側』と『言われる側』に意思の疎通が出来ない状況が出来上がっているように思うのです。自殺は病気と同じ。手遅れになる前に、日々の生活を含め発症前の手厚いケアーが大切なのだと・・・
すみません。(_ _) いつの間にか、カウンセラーが涼しい顔で話すような味気ないものになってしまいましたね。
怪我をされた男子生徒、ならびに心に大きな衝撃を受けた女子生徒の皆さんの一日も早い回復をお祈りいたします。（たつや）
2019-05-30 18:00
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コメント(6)
最近はＴＶをつけるのが怖いです。辛いニュースが多すぎますね。
by JUNKO (2019-05-30 20:53)
もう30も過ぎた頃に地下鉄の人身事故のホームにいたことがあります。
地下鉄のブレーキ音を聞いただけなのに一ヶ月近くどきどきしたり
突然怖くなったりしました。
高校生の周りの大人、適切に対応してあげて欲しいですm(_ _)m
by ちぃ (2019-05-30 21:10)
落ちた男子生徒だけでなく、
目撃してしまった女子生徒のケア、
きちんとしてあげて欲しいですね(_ _)
by ニッキー (2019-05-30 21:14)
近頃の事件のことを話している時、
人間って被害者になる想像はするけれど、
加害者になる想像をしないのは、
何故だろう？人間紙一重だよねって。
女子高生らも、まさか目撃者になるとは予想してなかったでしょうね。
by kiki (2019-05-30 22:32)
怖いニュースが多い中、今朝見たニュースは
自転車の高齢男女の１人が踏切内で転倒・・
近くに居た男子高校生４人が電車の停止ボタンを
押して二人を救助したというニュースでした。
無事救助出来て電車も100m手前で停車したそうです。
危険な事ですが、良かったなぁ・・と朝から思いました。
by oko (2019-05-31 07:00)
（JUNKOさまへ）
当事者にしてみると、報道って、残酷ですよね。
といって楽しいニュースばかりとはいかず、これが世の常と言うことでしょうか。
（ちぃさんへ）
それも、出合いたくない事故ですね。それって、わかります。
私の幼少の頃、通っていた学校の近くで殺人事件が起きたことがあって、現場を目撃していたわけでもないのに、クラスメートの多くが夜一人で寝れなくなったことがありました。
哀しいニュースがなくなることはないのでしょうが、極力少なくなってほしいものです。
（ニッキーさんへ）
自然災害などでもそうですが、心の病として長く苦しまれている方がいらっしゃいます。ますます、地域の体制が重要な時代になっていると思いますね。
（kikiさんへ）
おっしゃる内容からすると、自動車事故などは典型的なものでしょうね。
運命と言ってしまえばそれで終わりですけど、いつの時代でも家族や地域社会の役割が大切だと思います。
（okoさんへ）
それは、すばらしい！
その機敏な行動に拍手ですね！
暗いニュースばかりじゃありませんから、
前を向いて、ポジティブにいきましょう！
by 小松達也 (2019-05-31 14:09)