決戦前々夜 彼から届いた無言のメッセージ [PR]
遂に明日が決戦の日
うぅ、苦しい。なんだ、なんだ、この息苦しさは（我が家のミセスブッチャーにマウントされたわけではない）
このまま俺は死んでしまうのか
あぁ～、未だあの学術書を読み終えていないというのに、あいつに三回も連続でおごらされて、未だにご馳走してもらっていないのに、Tポイントカードに500以上もポイントがたまっているのに、明日の朝もヒンズースクワットをやろうと思ってたのに、あと一年足らずでペットが飼えるマンションに移れるというのに、ジャンボシュークリームを食べようと思ってたのに、そして、今度こそこの胸に議員バッチをつけれると思ってたのに・・・
―――― 今の俺には思い残すことが山ほどある。だから、俺はまだ死ねない
もし、あの川の幅が５０m以内であれば、折り返し帰ってこれる。５５ｍだと危ない。あの川の深さはどれほどか。歩いて渡れるなら溺れる心配はない。いや、もし流れが急だったとしたら
あああああぁぁぁぁ～ （ここで目が覚める）
これって、どう思います？？
「・・・・」
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もしかして、俺のこと、心配してくれてる？！遠い目で私を見つめる彼に、ありがとうと返事した。おわり (^^)/~~~
